あらすじ
リリーローズはクラウディオ王子の婚約者として選ばれた。 だが、ある出来事がきっかけで婚約破棄を打診されてしまう。 粛々と受け入れた彼女の胸にあったのは、心を開かない孤児院の少女アネットと、幼い日に魅せられた狼たち――それに、クラウディオからもらった不思議な石のついた指輪。 母の願望をかなえる道具として生まれてきた人生。 息苦しくて、遠くに行ってしまいたかった。 狼になりたい。彼らとともに、森の奥の新たな世界へ――。 彼女はすべてを手放して森へ行く。 なろうにて「狼たちはいなくなった」で掲載していた作品の改稿版です。