あらすじ

主人公、九十九渉(PN:犬からあげ)は個人でkindle出版をした。それを機に商業出版も決まり、新人ながら10万部発行の大ヒットを飛ばす。 しかし、彼の本には重大な秘密があった。彼の本は表紙絵の女の子が超絶かわいい事で話題になったのだ。そして、その表紙はAIが描いたものだった。彼はそれを隠し、架空の絵師「愛衣(あい)」をでっち上げて、彼女が描いたことにしていた。そんなこととは知らない読者たちは表紙絵に惹かれて渉の本を次々買ってしまう。表紙は本の顔と言う様に、売れるためのとても重要な要素だったのだ。 そして、出版社での授賞式の時に担当からこの愛衣も呼ぶように言われ、推しに弱い渉は承諾してしまっていた。元々存在しない架空の絵師愛衣。いくら神絵師でもAIだから授賞式に登場することなどできない。 絶体絶命のピンチの時に、会場には銀髪のゴスロリミニスカートのメイド服の少女が現れて自らを「愛衣」だと名乗るのだった。 この少女は誰なのか⁉渉はこの本が発売されるまでの1年間を思い返す。 彼はなぜ小説家になりたかったのか。同じ部活(ラノベ研究会)のショートカット半眼ジト目の後輩である「助手」が「クソザコですね」と言う程の酷い出来だった渉の小説は、物語の基本である「起承転結」すらできていない酷い物だった。 そんな渉のラノベは、助手と部活の顧問である西村綾香先生の特訓で段々と成長してリアリティのあるお話へと進化していく。渉の小説は「ラブコメ」狙いなのに誰とも恋愛をしたことがなかった渉は助手の協力で疑似恋愛をして主人公の心の移ろいを文章にして小説に反映していった。渉の小説がリアリティを持ち、面白くなっていくほど助手との恋愛も進んでいった。 そんな時、渉の成長と共に現れた「文芸部」の先輩、姉嵜亜美とぶつかり合う。彼女は二人だけでラノベ道を進む彼らを疎ましく思っていた。自らが部長を務める文学部に取り入れたいと考えていたのだ。 助手はなぜこんなにも渉に献身的に付き合うのか⁉ 姉嵜先輩はどうして渉を文学部に取り込もうとしているのか⁉ わざわざ渉のために同好会まで作ってくれた西村綾香先生の目的は⁉ 渉と三人のヒロイン候補の駆け引きの行方と授賞式に突然現れた謎の神絵師「愛衣」の正体は誰なのか⁉ 出版についての理想と現実を切りつつも、渉のラブコメは進んでいく。渉の本はAI絵師のことがバレて大炎上してしまうのか⁉ □登場人物 九十九渉(つくもわたる)PN:犬からあげ ラノベ作家になりたいと思っている。 妹崎彩(せざきあや) ラノベ研究会の助手を務める。ショートカットで普段無表情。1年の間ではかわいいと評判。 姉嵜亜美(あねざきあみ) 文芸部部長。非公式のラノベ研究会の部員2名を文芸部に取り込みたいと思っている。

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カクヨム
カクヨム2023/03/20
  • 現在の作品架空のAI絵師が授賞式で僕の目の前に現れた!