あらすじ
あらゆる世界が誕生した、始まりの日。運命の歯車も形を変えた。魂核(こんかく)と呼ばれる玉ころが、世界の狭間に落ちていく。 千年単位の時を経た。絶えず、運命をつむいできた歯車。突如として、逆回転した。すべての存在を震え上がらせる。 あらゆる世界の頂点に立つ世界。死者の領域とも呼ばれる。集う存在は、すべての存在を統べるという。 当の世界で創られた、まがい物の魂核を賭けて。二つの勢力が争っていた。道義を守る派と、破る派で。 破る派は、劣勢に立たされる。起死回生の一手として、闇の世界の扉が開かれた。闇があふれ出す。 きっかけに、領域は揺れて、道義を外れる存在が続出。 事態を重く見た、主(あるじ)の女神ルビアメラルダは。自分を守る警護隊隊員を転生させる。うまくいくか、判らない。隊は、道義を守る強い信念を持っていた。 波紋のように、広がった影響。光を司る存在と闇を司る存在を目覚めさせた。 事件解決に、手をこまねいている存在たち。光と闇の両存在は、隙を突く。あらゆる世界を盤に見立てて、人間を駒として動かす。 主人公のイリスは、駒に選ばれる。瞬間に、身に刻まれた。身を捧げて、運命の歯車の動きを正常に戻す。 駒の名前は、主直轄の警護隊隊長。主の名前は、ルビアメラルダ。彼女を守る、最後の盾。負ければ、主が死ぬ。重要な役割だ。 イリスは歴史を学ぶ。経験を積み、技を磨き、力を蓄える。 共鳴した本物の魂核を、相棒にして、イリスは挑む。転生した隊員は、個々のやり方で。 まがい物を創ったことを罪に問われた、ルビアメラルダを救う。 イリスは過去に踏み込み。本物の魂核に宿る力を解き放つ。ルビアメラルダを守れたが。運命が変わった。 空白に書き込まれる。イリスは笑う。身を捧げるのは、歴史を変えた罰とする。 道義を守るためには、イリスが運命に殉じなければならない。 針に糸を通すやり方で、イリスと転生した隊員は解決する。 応募した先の評価。選外になりましたが、とても印象に残る作品でした。