あらすじ

九月下旬となった事で、近畿地方もようやく残暑が和らいできた。 茹だるような蒸し暑さに僅かな信号待ちの時間さえも疎ましく感じられたのも、今は昔。 今や信号待ちの時間は、吹き抜ける涼しい秋風を浴びながら校門の門塀へ寄り掛かって雑談に興じる憩いの一時となっていた。 そんな信号待ちの合間に、堺県立大学に在籍する女子大生の蒲生希望は、ゼミ友である台湾人留学生の王美竜から「秋口ならではの日本の楽しみ」を勧められるのだった。 (※本作品は、塩濆け幾等様御主催の「秋の風まかせ企画」の参加作品で御座います。)

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小説を読もう2023/09/27
  • 現在の作品ひやおろしの香りは秋風に乗って