あらすじ
故郷の静岡から東京都下の一軒家に引っ越してきた三姉妹、安藤真理、安藤舞、安藤まる。 去年たった一人の肉親である父親を亡くした三姉妹は、同じ学園の大学、高等部、中等部への進学を控えてこの町にやってきた。 父が遺した家で新しい暮らしを始めた三姉妹、一階の大きなガレージには父の乗っていた旧いフェラーリ、そして若い男が住みついていた。 男の名前は羅宇屋仁樹(らおや にき)。三姉妹の父の旧友で、この家のガレージと父の愛車フェラーリ288GTOを正式に譲り受けたという。 フェラーリに乗ることこそ己の全てで、他に一切の興味を持たぬ仁樹という男。彼について何か知っているらしき長女の真理。いきなり現れた男に敵意を剥き出し彼を追い出そうとする次女の舞。幼くして亡くした父にどこか似ている仁樹に懐く三女のまる。 三姉妹と一人の男、そして一台のフェラーリの奇妙な共同生活が始まった。