あらすじ
時は三国時代、かの有名な「汜水関(虎牢関)の戦い」前夜。猛将、呂布は頻繁に発症する頭痛と、その際に聞こえる不思議な声に悩まされていた。
孫堅討伐のため、董卓配下の胡軫とともに伊闕関に駐留することになるが、胡軫との折り合いは悪く、作戦には参加しないこととなった。陣中で寝ていたところ、またも頭痛が発症し、気がつけば「人生シュミレータ」と称される仮想現実世界に入り込む。そこでは呂布が農民の子として生まれ変わっていた──。
この世界で、本来持っている非凡な膂力もなく、貧しい農民の子として鬱々とした毎日を過ごす呂布。だが、次第に世の中の理不尽に耐え切れなくなる。将軍呂布と同様、人に屈することに甘んじない性格は、農民となって生まれ変わっても変わらなかった。「性格が命運を決める」という人生シュミレータの言葉通り、呂布は自分の人格により、破滅の道を辿り始める…。