あらすじ
23世紀、長い間他国との交流を断っていた日本の相撲と、独自ルールにより進化し世界的競技となったスモウ、そして空前絶後の強さを誇る日本人横綱と奇人変人超人が跋扈する世界の力士たちの戦いを描く物語です。 登場人物紹介 名前 肩書き・異名 出身 バックグラウンド 所属 身長・体重 備考 奔王悟理(ほんおうさとり) 大相撲第99代横綱、史上最強の横綱、角聖、神の依り代 日本・熊本 大相撲 御角山部屋 186cm149㎏ 誰もが歴史上最強と判を押す大横綱。 その強さは1万年に一人、奔王のために相撲が存在すると言う者もいる。 若くして厳血顕現という人間の奥底に眠る神憑り的強さを引き出す能力を修得し、その強さを磐石なものとした。 寡黙で己の中の宇宙に強さを求める性格の人物。木鷄の境地を体現する力士の見本のような男でもある。 彼の一声で長く鎖国状態にあった日本の相撲と世界のスモウが交わることになる。 モデルは双葉山定次。 御角山左近(みかどやまさこん) 御角山部屋親方、(最高位・大関) 日本・北海道 大相撲 御角山部屋 183㎝?? 奔王の所属する相撲部屋の親方。 相撲協会理事長の将の海親方ほど厳格で激しい性格ではなく、自分の器では量りきれないと判断した奔王にはかなり自由に行動させている。 スモウワールドカップの参加には賛成派。 獅桜武流斗(しおうたけると) 前頭、眠れる獅子 日本・東京 大相撲 御角山部屋 187cm150㎏ 奔王の練習相手と付き人を務める弟弟子。 要求された技をトレースするのが上手く、奔王の練習に役に立っている。 奔王いわく、やる気さえあればかなりの実力者。なぜ弱いのかがわからない。 家系が代々御角山部屋の力士で、さらに料亭を営んでおり、既婚者でもあるため自宅通いを許されている。そのため寝坊も多く親方によく怒られる。 祖母がルーマニア人でクォーター。 猛龍翔豪浪(もうりゅうしょうごろう) 大相撲第98代横綱、反逆の横綱、 日本・神奈川 大相撲 将の海部屋 192cm154㎏ 奔王と並ぶ二大横綱の一人。 性格は奔王と逆で、あらゆる周辺の人と親交を持てる義理と人情に厚い性格。 神懸り的な才能と勤勉さの奔王に追いつくことができず苦悩する日々を過ごしていたが、スモウワールドカップを機に自分らしい戦い方を見出す。 スモウワールドカップ参戦後はキックボクシング、空手、テコンドー、ムエタイなどのジムで武者修行をし、天性の才能で立ち技を習得してゆく。 将の海誠(まさのうみまこと) 大相撲協会理事長、将の海部屋親方、大相撲第94代横綱 日本・静岡 大相撲 将の海部屋 189㎝?? 大相撲協会理事長であり猛龍の所属する将の海部屋の親方。 最後まで日本がスモウワールドカップに参戦することを拒否し続けた人物。 厳格であり伝統を重んじる性格で、既存の概念を破り、己の道を進む奔王や猛龍と対立することになる。 玉竜鬼大雅(ぎょくりゅうきたいが) 大相撲第97代横綱、相撲の鬼 日本・奈良 大相撲 将の海部屋 191㎝157㎏ 奔王、猛龍の二大横綱が出てくるまで最強横綱と呼ばれていた力士。 ふたりが抜きん出た力を持っていたため引退を決意する。 こども相撲大会のゲストに出た時に少年時代の奔王と対決し、あらゆる相手に手を抜かず、常に全力勝負することを学ぶ。 引退後は同門の教育係になる。 クリフ”テンペスト”ウィリアムス アメリカヨコヅナ、大嵐(テンペスト)、地獄から蘇ったラインマン アメリカ アメリカンフットボール、プロレス、アメリカスモウ プロレス団体WWX 225㎝240㎏ 巨漢でスキンヘッドの黒人力士。アフリカ系アメリカ人。 NFLで活躍するも規格外の肉体で故障者を量産し、ルールの包囲網を引かれアメフトを追われた男。 プロレス団体に拾われ、同団体が運営するスモウリーグからスモウワールドカップへ出場すれば、知名度とアメリカの英雄になり、恩赦でNFLに返り咲けると考え参戦を決める。 奔王いわくフィジカルのみなら世界最高峰クラス。 バフォメット・リデル アメリカヨコヅナ、リングの上の悪魔 アメリカ プロレス、アメリカスモウ プロレス団体WWX 193㎝137㎏ イングランド系アメリカ人。 密着型のマスクに髪を結い合わせたツノ、鎧状の派手なスーツのヒールプロレスラー。 ウィリアムスとコンビを組んだことも多々あり、スモウワールドカップでは入場のサポートもしている。 力士にしては体重は軽い方だが、力負けしない筋肉を持ち、スピードも速い。 派手な技を好み、余裕があればパワーボムを強行したりもする。 設定は地獄出身で年齢も8032歳。 ダビデ まわしを締めたゴリラ コンゴ民主共和国 スモウ(クラシックスタイル) ヴェヴェジム、ヴィルンガ国立公園 192㎝204㎏ 生後間もなくして病気を患い、高度医療で助けられた影響で知能が人間並みに育ったマウンテンゴリラ。 スモウと出会うことで知能のあるゴリラが生きる道を見つける。 力技だけでなく、奇襲攻撃やジャングルで身につけた技を駆使し、スモウの概念を覆す戦法を使う。 小型の手話翻訳機を用いて会話もできる。 好物はエスプレッソとローストチキンサンドイッチ。 音楽はジャズを好む。 ビル・ブロックマン 鉄拳のビリー イギリス ボクシング、空手、総合格闘技 ベンジャミンジム 185cm150㎏ 総合格闘技パンクラチオンEUの選手。打撃技、特にパンチ技を主体とする。 その異名の通り、一撃必殺の鉄拳が持ち味。 ヘビー級の重量パンチの上に、空手の破壊力を持ち合わせ、ガードの上から骨をも粉砕する。 掴まれた場合の対処法が無いことが弱点。 ヴィケトールを追ってスモウの世界に参戦。 坊主頭で無精ひげ、髪は茶色。 ヴィケトール・ニールセン ザ・ヴァイキング デンマーク キックボクシング、総合格闘技 ニールセンジム 194㎝137㎏ 20世紀まで海賊家業で生活していた一族の子孫で、その好戦的な面を色濃く残す総合格闘家。 総合格闘技パンクラチオンEUの選手で、キックボクシングを軸に打撃主体の戦法を得意とする。 最も強い人間を決めると注目されるスモウワールドカップに殴りこみ、優勝賞金を奪い取ることを海賊行為と称し狙いを定める。 兄ニルスは海運会社社長、父ハルヴァールは元社長でジムの会長。 荒々しい金髪の長髪、野人のようなヒゲをはやしている。 謎の男 ??? ??? ??? ??? ??? 黒髪長髪に美しいヒゲの優男。長身で筋肉質、小奇麗な格好をしている。 奔王と親しいようで、相撲に詳しいようで奔王と深い話もしているようだ。 どうやら力士ではないらしい。 用語・設定 ・厳血顕現 人間の奥底に眠る神憑り的力を数秒間だけ引き出す能力。 厳血顕現の状態にあると顔に隈取のような紋様が浮き出るのが特徴。 リミッターを外しているとも、神の血を覚醒させているとも言われるが、科学的解明はされていない。 修得するためには3ヶ月3箇所の霊山に籠り、3つの修行を終えなければならないが、地獄のような苦行であるために無理に続ければ数日で命を落とす。 そのため修得したものは歴史上に数える人数しかいない。 ・世界相撲連盟 世界のスモウに関することと大会運営を取り仕切る団体。 日本を含むほぼ全ての国が加盟しているが、伝統的な相撲とは乖離してゆく世界のスモウを基点に日本相撲協会とは対立構図にある。 スモウワールドカップの運営に際し、公平性を保つため、レギュレーション、ルール作成、対戦組み合わせ、その他はスーパーコンピューターHEAVENが行っている。 奔王の発言を汲み取り、相撲が取れる者の全てを参加権有りと判断したのもスーパーコンピューターHEAVENである。