あらすじ

婚約破棄

私は婚約破棄された。王子は、トリオン家です
わたくしの名前は、トリオン家と幼馴染のお家柄オソッドという。
トリオン王子は、常に高貴であった。貴族達が住まう家々。
江戸時代で言えば、武家屋敷。しかし、婚約間近で婚約破棄・・・。
私は絶望し、その心は落ち込んだ。
王子はわたくしを殺すというのだ。その意志はわたくしを更にどん底へと落とした。
落馬したかのような、痛みを胸に、取り急ぎ王家を出た私に行くあてはない。
森へと走る馬車が一台。夜霧に隠れるように進む。まるで地獄へと進むかのようだ。
王子と別れる前に決して振り返ってはならないといわれた。何故なのかはわからない。
聖書のロトの妻みたく、塩の柱になる・・・まさかね。王子はわたくしを捨てたんですもの。
涙を馬車の中で流す。やがて、馬車が止まり、降りろと言われた。いよいよこれまでか・・・。
ここは、魔の森といわれる場所だ。人食い狼や首狩族が居ると聞く。
馬車は、わたくしをおろすと、静かにヒートアップした。次第に見えなく馬車。
わたくしは、怖くて捨てられるようにおろされた荷物を抱えて塞ぎこむ。
どうせ、移動しても、わたくしの命は僅かなのだから。
ドッドッドッ。今きた道の城下から聞こえた音だった。トリオン様!
「オソッド、決して振り返ってはいけないよ。」優しげに呟く王子の声と顔が思い浮かぶ。
トリオン王子は、わたくしを戦乱の世から逃避させるために、魔の森へと逃がした。
そして、一つの魔除けと称してランプに蛍のような光が宿る。それが魔除けの役割を果たしていた。

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アルファポリス
アルファポリス2023/09/26
  • 現在の作品婚約破棄