あらすじ
自分で後から読んでも稚拙ですし、小説ルールも守ってなかったので約一年半前に初投稿した『ネイルサロンTSの日常』一話から三十二話を第一章として再編集しました。 ……よろしかったらお付き合いください。 エピソードの再構成と語句の統一を行いました。 少しは読みやすくなったでしょうか……。 店長・中島忍が売上げを達成するため、ヘアーサロンの社長にネイル施術をするため女子化する。トリガーはTS市でも5人しか確認されていないジェルネイルを爪に塗ること。 女子化後、十数年経っても本人は正装と思っているJKスタイルになってしまうほどコーデが不得意なため、メイクとヘア、コーデは全てチーフ・安藤ラムに任せている。が、しのぶは入社したての男性社員から女子高生と間違えられるほどの背格好。 昨夏、中島は一条教授のラボで、TS娘の義務である証明書の更新と女子化と男子化検査を受ける。男に戻る時間が伸びている検査結果を見た一条教授、将来的に女子化固定すると推測する。中島も薄々そのことには気付いていた。 しばらく平穏な日常が続いていくかと思われたが、しのぶは男に戻れなくなる悪夢を見る。 それが気にかかり一条教授の元を訪れたしのぶは、十二年間受けてきた検査と称した実験の結果で女子固定化してしまうことを知る。 それをラムに話すと「TS娘でも女の子になっても店長のことはず〜っと……」と言われ中島も実はラムのことが好きだったことに気がつき、付き合い始める。 しのぶの服を買いに行く女の子同士デート、その後ちゃんと初デートを楽しんだ中島とラム。ラムの手料理を摂った夜、二人は五年分の思いと空白を埋めるようにお互いを求め合った。 中島には自分にはラムに子どもを授けてあげられるだろうかという心配事があった。その事を確認しに一条教授を訪れ、妊娠させる能力があることを知り安心する。 中島が男の身体でいられる今のメンバーでの花見を望むチーフの提案で休日に近郊でお花見をする。その席上でラムが中島と付き合っていることを公表するも、全員から祝福を受け愛を確かめ会う二人。付き合い始め約二ヶ月、妊娠5週めとわかり2人に幸せが訪れた。 が、入院の準備を始めた週末、ネイルオフするしのぶは男に戻れなくなってしまう。