あらすじ

実家の神社で手伝いをしていた熊野桃香のところに、偶然にも御朱印集めが趣味のクラスメート、中村塔矢が参拝に来た。 学校では感情を殺して周囲と距離を置き、ほとんど交流を絶っていた桃香だったが、その理由は『近くにいる人が強く思ったことが分かってしまうという』異能力を持っているためだった。 一方、『稀に少し先に起こる未来を視ること』がある異能力を持っていた塔矢。 二人は高校の同じクラスで顔を知っている程度の間柄だったが、元々明るく人懐っこい性格の桃香の素の姿を見た塔矢は彼女に惹かれる。 逆に桃香も塔矢が思っていることが『聞こえて』しまい、特別な存在として意識し始める。 しかし、異能力を持った者による犯罪も多いこの世界で、二人もそれに巻き込まれていき……。 ◆ 「なんか……堅苦しいあらすじだけど、大丈夫かな? 塔矢くん」 「嘘は書いてないと思うよ? ……桃香の趣味が書かれてないけどね」 「――にゃっ!? あ、あれは……塔矢くんだけにしか教えないことだからっ!」 「……僕も桃香にあんな趣味があったのは驚いたよ」 「はうぅ……。今思い出しても、塔矢くんにノート見られたのが恥ずかしすぎる……」 「そういうのも含めて、桃香の可愛いところがみんなに広まればいいなって」 「だ、だめだよっ! そんなの知られたら……私生きていけない……」 「――ほら、だいぶ柔らかいあらすじになっただろ?」 「酷いにゃっ!」

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カクヨム
カクヨム2023/09/23
  • 現在の作品異能力者の私だって、人並みの青春を妄想してもいいよね!?