あらすじ
私には秘密があった。
それは、「時折、目の前に見た事もない風景や建物が浮かぶ」というものだった。
ある時、私は奴隷として売りに出された。
死んだ奴隷の血を使って、檻の中で絵を描いていたところ、とある若い画家の目に止まった。
「私の元で絵を学ばないか。君には才能がある」
その画家ーーボンチュアに、スーラと名付けられた私は、ボンチュアの元で絵の勉強を始めたのだった。
やがて、ボンチュアも私と同じ風景や建物を描いている事に気づく。
そこには、私達の出生に関する秘密があったのだったーー。
表紙はぱくたそ様よりお借りしました。