あらすじ

彼女が悲鳴を上げた理由
遠藤さくら(著)
本の挿絵:あやちゃん(筒井あやめ)の背中お尻と素足


「キャー!!」

うるさいなーと思いながら、

ぼくは、目を覚ました。

周りをみまわす。

どうやら、電車の中のようだ。

とっさに周囲の反応を感知した。

どうやら見知らぬ女性の太腿に倒れ込んだらしい。

別に減るもんじゃあるまいし・・・。

太腿ぐらい貸してくれてもいいじゃないか。

ぼくは、そう思いながら、ふてぶてしくも、また眠りへと就いた。

ぼくは物凄く眠かったのだ。そして、ぼくは、起こされることに非常ないらつきを感じたのだった。

 その後、目を覚ますと、周りは混乱していた。

見知らぬ女性が泣いていた。ぼくは、何が起きたのかわからず、困惑した表情を浮かべた。

 すると、女性がぼくに向かって言った。

「あなたが私の太腿に倒れこんできたんですよ!」と。

 ぼくは、自分が何をしたのかを思い出し、唖然とした。

『あんたさあ、もう少し年齢考えたほうがいいよ。』

 男が倒れこんだぐらいで泣くの?

馬鹿じゃないの!初心にも程があるぜ。あんた処女だろ?

 30代のOLで三越に勤務。ババアの分際で悶えてんじゃねえよ。

自分の身分を弁えろ!クソババアが・・・。

 散々罵ったあとで、ぼくは電車を降りた。

ババアは、言いすぎだったかも知れないな。

 電車が閉まるまで睨みつけてきた女性。

どこかで見覚えがある。

 昔乃木坂にいた、筒井あやめだ。

彼女は、卒業後、デパートに勤務したと聞いていた。

 卒業したら、どいつもこいつも変わらないなと思った。

彼女はもう乃木坂ではないのだから・・・。



遠藤さくら

連載情報

ウェブ小説

配信言語
アルファポリス
アルファポリス2023/09/24
  • 現在の作品彼女が悲鳴を上げた理由 遠藤さくら(著)