あらすじ
結果がすべてと言う社会にて
遠藤さくら(著)
私は、眠たいときに眠り、起床したいときに起床する。食べたいときに食べ、遊びたいときに遊ぶ。そうでなければ、生まれた意味が無い。生まれた意味を模索する時代。
何が正しくて、何が間違っているのかわからない時代。そして、私は罪人として生まれた。私は嘆き苦しみ、悶え、喘ぎ、涙し、驚愕し、恐れ、ひとりの人間として利口に振舞おうと努力した。
元が頭が悪いから、先のステップにすすまない。先へ歩むのを拒む。ああ、無情だ。私は、明日すらも生み出せないからです。私の生とは何か。生き恥を晒しながら生きることであり、世間様にナンセンスをばら撒くことぐらいだ。
もう少し眠り、もう少しまどろみ、もう少しだけ自由に生きたい。そうすると、盗人のようにやって来た泥棒が、私の未来をすべて食べてしまいました。愚かなのは、私の方。愚直に生きるとは、素直ではない。いたいけな少年が少女が騙される国の出来上がりだ。
さあ、ゆこうではないか。行進しながら考えた。私はこのままでいいのか。間違っては居ないのか。それは神のみぞしる物語だった。