あらすじ
WEB上の小説投稿サイトで小説を書いている美咲は頭を悩ませていた。 十二月から始まった小説コンテスト用のアイデアが全く浮かばない。 周りの執筆仲間はどんどん新作を公開し話を進めているというのに、一文字も書けないのだ。 焦るけれど、いいアイデアは思いつかない。 何かいいネタはないかとビール片手にネットサーフィンしているうちに、ふと一体の人形に目が止まった。 販売しているその人形はとても可愛らしい男の子でお値段もそんなにお高くない。 思わずポチッと購入ボタンを押した美咲。 数日後、宅配便が届き中を見る美咲だが、酔っ払って購入した為、なんでこんなものを買ったのか、いまいちよくわからない。それでも人形を見ているうちに、ふと新作ホラーのアイデアが湧いて。 「トイレの花子さんならぬ、公衆電話の太郎くんなんてどうかな」 都市伝説系のホラーを書き、ネット上に公開したしようとする美咲。 リアルな描写ができるようにと、軽い気持ちで自分が書いた『公衆電話の太郎くん』を試したところ、都市伝説は、現実のものとなった——。 消えた美咲。 『公衆電話の太郎くん』の犠牲者遺族カイリ君は立ち上がる。 美咲のWEB小説仲間真矢を探し出し、『公衆電話の太郎くん』の謎を解明しはじめるが——。 シャーマンラブちゃん、刑事棚橋を仲間に加え、都市伝説の大元を探し出し、ぶっ潰す!? そして、 行き着く結末とは——。 カクヨムコン8ホラー部門(長編)参加作品です。 ※この物語はフィクションです。登場する地名、人物・団体・名称等は架空であり、化学的な物質名も、全て実在のものとは関係ありません。