あらすじ

読者は全ての登場人物を疑う。 Aが本命。次点でB。大穴だとC。Dは怪しくないけど、逆に犯人かも知れない。 念の為、チラッと登場しただけのEも疑っておこう。 だから、本当の意味で『意外な犯人』なんてものは存在しない。 存在するとすれば、それは論理的に推理不可能な、ただの悪ふざけであり、少なくともミステリと呼べる代物ではない。 ――新入生の少女達は、そんな風に目の前のコレを侮っていた。 『衝撃の展開』なんてものは、 いくつかのパターンの中で、今回は盲点だった展開に過ぎず、 本当の意味で発想の外側にあるようなものではない。 ――そう信じていた。 これは、とある女子高生が、平和な学園の片隅で行われていた『見たこともないような解法を乱用する推理ゲーム』に参加し、そこで鍛えられた知力で以て、世間を揺るがす大怪盗を退治しようと目論む物語。 一見、『意外』が入り込む余地のないようなルールの中で、それでもユニークな発想をぶつけ合う、小さな戦争のような推理ゲームの記録。 【ルールA】 犯人は『メロン、ザクロ、スモモ、リンゴ、ミカン、イチゴ』の中に存在しなければならない。 【ルールB】 犯人は一人。あらゆる意味で共犯が存在してはならない。 【ルールC】 犯人以外は嘘をついてはならない。 【ルールD】 地の文に嘘が存在してはならない。 【ルールE】 『あらゆる道具、難解な科学、専門的な知識、超常現象』等は明記した場合を除き存在してはならない。 【ルールF】 ルールA~E以外の全てを認める。

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カクヨム
カクヨム2022/05/01
  • 現在の作品F女学園、推理あそび【極悪推理戦記】