あらすじ
戦場では超絶息ぴったり、でも家ではじれあま!? 最強騎士夫婦のドタバタ新婚ライフ!! 〈あらすじ〉 サンノエル第三王女セレシアは、聡明で美しく、微笑みは花の開くが如し。一目で心が洗われることだろう―― そんな評価は、一昔前の話。 彼女の本性は、重たいドレスより一振りの剣が好きで、夜な夜な男装をしては悪を斬り伏せる『黒騎士』だった!? 求められる「女らしさ」に懐疑的で、社交の場でも男に媚びるなどまっぴらごめんと公言するセレシアは、いつしか周囲から『お飾り王女』と呼ばれるようになっていた。 だがそんなある日。 「如何様な男が相手であれば、お前は尽くそうと思うのだ」 「さあ。誰よりも強い王子とかだったらいいんじゃないでしょうか」 父王の問いかけに、適当に答えを返してしまったのが運の尽き。 なんとセシリアは即日結婚を命じられてしまう。 相手は隣国オルフェウスの第二王子・ウェイン。 本来嫁ぐのは姉の予定であったが、『獅子王』とも称されるウェインの厳格さを噂に聞き頑として拒否。そこでセレシアに白羽の矢が立ったのだった。 抵抗空しく、セレシアは『王女として』ウェインへ嫁ぐことに。 そこで待っていたのは、ぎこちない擦れ違いの日々だった。 王子として自信を律しようとするあまりに、素直に気持ちを口に出せないウェイン。 そんな彼の優しさを感じながらも、妻としての振る舞い方など覚えてこなかったセレシア。 さらには魔物が襲撃してきたことがきっかけで、セレシアが『サンノエルの黒騎士』であることがウェインにバレてしまって!? 「わ、私はセレスです! セレシアという方は存じ上げません!」 「俺が君を見間違えるはずがないだろう。……どれほど目で追ったと思っている」 「――っ!?」 ウェインはセレシアが剣を執ることを認めてくれただけでなく、『サンノエル第三王女』に対してではない、『セレシア・サンノエル』への再プロポーズをしてきて……?