あらすじ

二十一世紀初頭 “ C ” は発生したと言い、また到来したともいう。 それが何であり何をひき起こしたのか、何ひとつ定かではないが。―― ともあれ、それから霧がやって来た。 すべては薄暮にとざされた。 都市から国家から、ありとあらゆる秩序がうしなわれ、その代償に人びとは究極の自由と可能性を手に入れた。 灰白色に閉ざされた荒涼たる楽園を、群衆はけものの群れのように彷徨しつづけた それよりあと、どれほどの歳月がすぎたのか。もとよりそれを知るものがあろうはずもない。 ある土地ではすでにいくつもの永劫が閲された。 しかしある土地においては、以来いまだ数ヶ月の時も経過していない。・・・・・・

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カクヨム
カクヨム2023/09/09
  • 現在の作品“ 街 の 涯 ” - まちのはて -