あらすじ


十七年、全てを擲って国民のため、国のために尽くしてきた。何ができるか、何が出来ないか。出来ないものを実現させるためにはどうすればいいのか。
そんな彼女に突きつけられたのは「王太子妃に相応しくない」という婚約破棄の宣言だった。

わたしに足りないものは何だったのだろう?

国のために全てを差し出した彼女に残されたものは何も無い。それなら、生きている意味も──

***

【王太子の婚約者】の範疇を超えて国に尽力し、支えていた娘は失われた。
そうなると、どうなるか。それは火を見るより明らかだ。
便利な執政道具に慣れきった国王ならびに王太子は情勢の把握すら難しく。
やがて緩やかに、そして確かに。その国は内部崩壊への道と進むのだ。

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アルファポリス
アルファポリス2023/09/20
  • 現在の作品わたしは不要ですか。そうですか。それなら