あらすじ
アーニアール王国はマナに満ち溢れていて、魔法使いにより国が成り立っている。 だがマナを取り込むのに副作用があり、それにより獣化してしまうことがあるのだ。それを防ぐために聖女が存在している。 レベッカは五歳の時に神聖力検査を受けて、聖女として神殿で暮らしていた。 聖女になった当初は多かった神聖力が少なくなってからは、仲間の聖女たちから神殿に住み着く「寄生虫」だと呼ばれ、嘲笑わられる日々を送っていた。 そんなある日、レベッカの元を訪れた王宮魔法使いのベンジャミンから、あるお願いをされることになる。それは銀色の不思議な犬を数日だけ預かってほしいというものだった。 それがレベッカの人生を一変させる、出会いで――。 ◇登場人物 ・レベッカ 平民出身の聖女。茶色い髪の平凡な容姿。 ・テオドール・マクレイ 大魔法使い。マクレイ公爵家次男。 ・ベンジャミン 王宮魔法使い。 ・アンリエッタ 現在の筆頭聖女。伯爵家の令嬢。