あらすじ
シーカラバン王国では、レオナルドが立太子し、祝福に沸いていた。 そのレオナルドを言祝ぐために、聖女は聖具を持って王都に向かうことになった。 だが、レオナルドが王太子になることに反対をしているシドニー公爵一派が、聖女の行く手を妨害するのではないか、という情報がもたらされる。 そこで宰相セオドアは、聖女オーロラではなく、その双子の兄で忌み子であるサイラスを女装させて御幸に参加させることにした。 「王都で入れ替われば問題ない」と。 その護衛は幼馴染であるアイラのいる銀羽騎士団。 なにやらきな臭さを感じるアイラたちだが、サイラスは乗り気だ。 「この御幸を成功させ、銀羽騎士団の名を上げよう」 そう言う彼は、もう自分の命が長くないことに気づいていた。 こうして。 立太子を祝うための御幸がはじまる。