あらすじ
押し入れの中板の、人型の染みたちが、その男の子の友達だった。
両親の仕事の都合で引っ越してきた古いアパート。
その部屋の押し入れの中には、赤黒い人型の染みがたくさんあって、
押し入れに逃げ込んだその男の子は、恐れるどころか友達になった。
前の学校の友達との連絡は途切れ、新しい学校にも馴染めない。
本当の友達は学校ではできない。本当の友達は押し入れの中の染みだけ。
しかしアパートの取り壊しが決まって、染みの友達たちとも別れることに。
その男の子は友達たちと運命を共にする覚悟で押し入れに残るのだが。