あらすじ
敗戦後、あの国に占領された北海道では「戦車葬」と呼ばれるセレモニーが執り行われていた。 戦車葬とは文字通り、戦車を用いて死者を弔う残酷な葬儀である。 しかもそれは芸術という美名のもと、大人気エンターテイメントとしてネットやテレビで放映されるのだ。 そのような蛮行を諾々と受け入れる道民には彼らなりの理由がある。 それは戦車葬で得られた芸術点が、そのまま家族の市民権と引き換えられるという魅力的なご褒美にあった。 夫の葬儀は、二人の子供と私の命をつなぐことができるのか……。 これは「人の死が命を生む」残酷でセンシティブな愛のお話です。 ※本作にはR15相当のグロテスクな描写が含まれます。苦手な方はご注意ください。 ※作品中に登場する「あの国」「本国」とは架空の国家で、特定の国家・地域を想定しておりません。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 本作は偽教授散華杯でグランプリをいただいた作品を改稿したものです。 https://kakuyomu.jp/user_events/16816927862082226429