あらすじ
沖ノ鳥島よりはるか東の公海上、海図には何もないその場所にぽつりと一つの島が浮いていた。海上数十メートルを浮かんでいる巨大な浮島である飛鳥島、大瀑布のごとく海面に飛沫を起こすその島は魔術師の聖地であり学舎である遠海魔術院があった。
魔術院で風紀委員として働く青年、茨城 千乱はいつも通り、決闘の立会人をしていた。魔術師同士の真剣な技量の競い合い、しかしその神聖な秩序は無情にも破られる。
栄誉と名声の祭典を汚した者はいずこか。彼の者に裁きを与えよ。
これは魔術師の学徒達の淡い青の時代、幼く、非情になりきれない彼らの青春と情熱の物語である!