あらすじ
歩いていたら、足の裏にある肉刺(マメ)が潰れた。 それはある種のメタファーだ。俺が人生を歩かない理由の。 俺は仕事を辞めた。今年の春先に。 特に理由があった訳ではない。このまま生きていて希望はあるのだろうか?と疑問を抱き、そのまま転がるように仕事を辞めちまったのだ。 季節は夏になりつつある。 世界は俺を置いて回り続けている。 でも、俺は何も行動できずにいる…足を止めている。 その事を認識しているし、うんざりもしているが…この足の裏の肉刺を理由に足を止めるみたいに言い訳ばかり続けている…