あらすじ

「カーター第一王子からのお手紙。ここには自分の妃となる人物に当てたと書いてあります。私の事に決まているでしょう?」

 自信満々と言った様子で手紙の内容に目を通し、そう言葉を投げかけてくるのは、私の妹であるセレス。

「どうしてそうだってわかるの?名前も書いていないのに…」

 心底私を見下しているのだろう。そんな私の質問を聞いて彼女は、やれやれといった表情を浮かべた。

「そんなの決まってるでしょう?私を差し置いてあんたなんかが選ばれるはずないじゃない。第一王子であるカーター様は自分の心とその気持ちを満たしてくれる相手を探しているの、それが私でなくてあなたなはずがないじゃない」

 そうと信じて疑わない彼女には、それ以外の考えは全くない様子だった。

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アルファポリス
アルファポリス2023/08/04
  • 現在の作品第一王子に妃として選ばれるのは自分だと確信していた妹。しかし選ばれたのは彼女ではなく…