あらすじ
「…残念だ。君とはもっときちんとした関係で婚約したかったのに、これほどにセフィアを悲しい思いにさせる相手と婚約などできるはずがない。そうだろう?」
レリナを呼び出したうえで、直接婚約破棄を告げるギリアス。
「そ、それはすべて嘘なのです!私はそんなことしたことはありません!」
高らかにそう言葉を発するレリナを、冷たい目で見つめるギリアス。
「ここまで認めないならもういい。君の薬草を合成する能力には僕も期待していただけに、本当に残念だ」
そうとだけ告げると、ギリアスはその場を後にして消えてしまったのだった。そして二人の関係はこの瞬間をもって正式に終わりを迎えた。