あらすじ

勇者は焦っていた。 とてつもなく、焦っていた。 握りしめた手に、大丈夫と語りかける。 大丈夫、今までの自分を信じて。 そう、この扉を開けば、私には明るい未来が待っている。 ―――もう、知り合いからの”いつになったらお嫁にいくのかしら…”視線攻撃とは無縁となるのだ。 私は自分の手で、未来を切り開いてやる…!! 今行くから、待っていて、王子様!!

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