あらすじ
ある日をさかいにして、生まれつきの異常能力者が現れるようになった。
国防軍は「G地区」の隔離徹底のために、この異常能力者たちをかき集め、特殊部隊「SG」を結成する。
SG候補生の近田洋瑛は17歳。能力者である自分自身の宿命にほのかな疑念を感じつつも、彼なりに日々を謳歌していたが――、罪を重ねてきた国家という無限にして無形の大組織は、罪のない少年少女たちの生命さえ蝕んでいく。
すべての虚構はそこから始まり、すべての憎悪はそこに蓄積された。すべてを知ったとき、洋瑛は宿業の螺旋が生み出した怪物と向かい合う。