あらすじ

オレリアは18歳の時にルクレール・コデルリエ伯爵と結婚したが、結婚初日からルクレールはまったくオレリアに興味を示さず、部屋も別々で初夜すら共にしていない状況だ。 結婚から二年たってもその状態は続き、オレリアはあるとき、ルクレールにかつて恋人がいたという噂を聞く。身分が釣り合わず反対されて別れた恋人のことを、ルクレールはまだ想っているのだろうか。 もしそうなら、オレリアは密かに抱いているルクレールへの恋心を封印し、彼に別れを告げた方がいいのかもしれない。 そんな悩みを抱えていたオレリアはある日、怪しげな占いの店を発見する。 侍女は怪しいからというけれど、悶々とずっと悩み続けていたオレリアは、何でもいいからアドバイスがほしくてその店に足を踏み入れる。 そしてオレリアは「この先三か月で運命が決まる」という占い師の謎の言葉とともに一つの指輪を差し出された。月明かりにかざしてから指輪をはめて眠りにつけと言うのである。 半信半疑のまま、占い師に言われたとおりに指輪をはめて眠ったオレリア。 翌朝目を覚ましてみると――「え⁉ 姿が消えているの⁉」。 一方ルクレールは、オレリアが消えたと聞いて血相を変えていた。 オレリアの姿を探すも、夜になっても彼女はどこにもいない。 ルクレールは絶望し、オレリアの使っていた寝室に向かうと、そこには一通の書置きのようなものが。 「わたしは、ここにいます」 オレリアが残したメッセージから、透明人間になったオレリアとルクレールの奇妙な三ヶ月がはじまる――

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小説を読もう2023/08/02
  • 現在の作品透明人間になったわたしと、わたしに興味がない(はずの)夫の奇妙な三か月間