あらすじ
ある日、突然に人気Vtuberである『志藤マリア』の卒業が発表された。 様々な憶測が飛び交う中、間宮トオルはただただ愕然とする。 どうして、なぜ……そう思うが、答えはなかった。 そんな失意の中で迎えた新学期。 新しい二年の彼の教室では、転校生の紹介がされていた。トオルはその少女の声を耳にした瞬間、背筋がピンと伸びるのだ。何故なら、その声は毎日のように聞いていた『志藤マリナ』のそれだったから。 困惑する彼の隣の席についた転校生――『宝城ルナ』は言う。 「これから、よろしくね!」 届くはずがない。 そう思って応援し続けていた声を口にし、綺麗な顔に満面の笑みを浮かべて。 これは『どうしても壁になりたい少年』と、彼と『仲良くなりたい少女』によるラブコメである。