あらすじ
「ミアリスとの関係?…そんなことを聞いてどうしたいんだ?」
私の投げた疑問に、全く答えるつもりなどないと言わんばかりのその態度。かつて私を建前のままに婚約者に仕立て上げ、用済みとみるや即座に切り捨てるような態度をとってきたこの男。こんな男が仮にも私の旦那様であっただなんて…
「…義妹であるミアリスがかわいいのは理解できますが、そのために私を蔑ろにさせるのはあまりにも…」
「…ほう、僕に意見するか?お前も良い身分になったものだな。そうか、お前がそう言うのなら仕方がない。私は優しさからお前に情けをかけて婚約者の建前を維持したままとしておいたのだが、お前がそういうつもりならもういい。私の前から消え、二度と私の前に姿を現すな」
「そ、そんな…それはあまりにも…」