あらすじ
リリアベルは、生まれつき身体に百合の紋章を宿した聖女だった。 けれども、人の感情がオーラとして見える特殊能力があるのを、婚約者のアーサー公子からは疎ましく思われている。 「お前とは婚約破棄して、妹のララローズと結婚する!」 華やかな仮面舞踏会の夜、とうとう高らかに宣言される。 その上彼は、聖女の証まで嘘だと疑ってきて……? 「今ここでドレスを脱ぎ、印を見せてみろ」 乙女の肌を大衆の目にさらすわけにはいかない。 抵抗するもむなしく、背後から捕えられ、絶体絶命のピンチに――。 「やめろ!」 そこへ、仮面をつけた見知らぬ男性が現れたのだった。 ※第一部・第二部ともそれぞれ1万文字程度の独立した短編となっています。 ※小説家になろう様にて総合日間完結済ランキング4位!