あらすじ
十三歳で異世界に転生した天馬リオ。
そこは全てがデフォルメされたミニキャラたちの住む世界だった。
ノアという妖精が倒れているリオを見つけてくれた。ウサ耳が付いていて、小さな羽をパタパタさせて飛んでいる。
見た目とかわいい声に反して、しっかりとした口調で話す。語尾に『〜ぴこ』とついているのが特徴だ。
リオは驚きながらも事情を話すと、とりあえず街まで案内すると言って連れて行ってくれた。
そこで出会ったのがマーヤという歌うのが大好きな十歳の女の子。
プリランテという国は、かつて音楽が盛んな所だった。しかし大魔王の呪いでケガレが蔓延し、国のシンボルでもある【森の大ホール】が崩壊してしまった。そこには、みんなが大切にしているピアノがあるという。
リオはその大ホールへと足を運ぶ。森の奥に、ボロボロの建物があった。
壊れた外壁の奥に、一台の青空色のピアノがあった。
リオが指を置くと、出ないはずの音が鳴った。
前世ではすぐに諦める性格だったが、このピアノを直し、国を救いたいという目標を持つ。
次第に音が出始め、マーヤもホールまで来れるようになったとき、適当な歌をピアノに合わせて歌うと、なんとマーヤも聖女の力を秘めていたことが判明する。
どうやら二人のピアノと歌声を合わせることで、浄化する力が倍増するようだ。
リオのピアノとマーヤの歌。そして孤児院で出会ったクロエとマリアムと共に、演奏会をしようと計画を立てる。
みんなで練習を重ね、国の穢れを浄化することができるのか……。
⭐︎第一回きずな文庫大賞の応募作品です。応援の一票をよろしくお願いします。
⭐︎七月中に完結予定です。
⭐︎作中に出てくる人物、設定は全て架空のものです。史実に基づいた要素はありません。