あらすじ
その王国には聖女と呼ばれる者が存在し、強大な浄化の力を以て、王国を平和のうちに栄えさせていました。
しかし、平和と繁栄に慣れきった王家と貴族達は、聖女の力を背景に周辺国に対して高圧的な態度を隠さず、搾取と変わりない形で利益を貪るようになっていったのです。
そのような危うい背景を気にも留めることなく、好き放題に育った王太子とこれまた聖女に選ばれたことで好き放題を始めたご令嬢が、邪魔者になった王太子の婚約者を排するための断罪劇を始めてしまったのでした。
それが自分たちの破滅の引き金になるとは露程も思うことなく……