あらすじ
「ララシーナとの生活を考えるにあたって、必要なものを用意しておいてくれたまえ。仮にも僕の婚約者を名乗るのなら、生活に当たって何が必要かは理解できるだろう?」
ララシーナと言うのは、この人の幼馴染に当たる女性。可愛らしい容姿に相応な性格の持ち主で、世間でいうところのぶりっ子だ。ゆえに同性からは煙たがられているものの、異性からはこの人のように大変に好感度が高い。
「…準備を私がするのですか?」
「もちろんだとも。どうせ他にやることなんてないんだろう?僕に言われたことも満足にできない上に、僕を喜ばせることだって全くしやしないんだから。こういう時くらい少しは役に立ってくれよ」
「…」