あらすじ
古くより超常現象が数多く起こるとされる山間の街、七姉妹市。
都会から転校してきた少年、稲上統(いながみはじめ)は、この地で超常現象を祓い鎮めるとされる「御子様」として有名な少女、七沢昴(ななさわすばる)と出会う。赤く深く鮮やかに輝く長髪をもつ彼女はひょんなことから彼を自らの使命、超常現象の「調伏」と呼ばれる解決に連れ出す。
超常現象は太古に七姉妹市の都市に降り落ちた「プレアデスの鎖」と呼称される超次元構造体の欠片が引き起こしており、「御子」とは鎖を制御する権限をその血に宿す存在だった。人の願いを叶える超常を身に宿し制御するが故に「なんでもどうにでもできてしまう」御子と、「なにもどうにもできない」無力を密かに抱える統は、七姉妹市に起こる様々な超常現象とそれを引き起こす「人間の願い」を巡る謎と切実さに挑むことになる。