あらすじ
バルカ同盟領侵攻作戦から二年。
シンガ要塞戦線主任作戦参謀として勤務していたカイトウは、突然異動の内示を受けていた。
准将に昇進の上、ソロモン要塞駐留の第二二七独立戦隊司令官への補職であった。
最重要戦線から辺境の要塞戦線への異動。
カイトウには、己の才能と軍功への自負があった。驕りもあった。この予想もしなかった思いがけない左遷の異動命令に打ちひしがれ、また怒りさえ覚えていた。
しかし、命令には逆らえない。
新たな責務を与えられたカイトウは、ソロモンの戦線において新たな戦いの物語を紡いでいく。
そしてその先にあるものを、今のカイトウは知りはしない。