あらすじ
高校2年生の紅林啓太には、いつも仲良くしている友達がいる。 その中の一人として、内海瑞希という一人の女子がいた。 瑞希は、真面目かつ容姿端麗でスタイルも良く、誰にでもにこやかに接するというまさに男子が憧れる相手の一人だった。 啓太とはたまたま席が隣になり、そこから会話する機会が増えた結果、気の合う相手としてその後も仲良くしていた。 ただ、彼女には既に彼氏がいるらしい。 そのことも啓太は話を聞いて把握しており、特に彼女を異性として意識するということは無かった。 ただ高校生活を仲良く楽しく、そして助け合える良き友人として居られたらと考えていた。 それなのに――。運命というやつは、残酷だ。 いや、運命はただ振り回して遊んでいるだけなのかもしれない。 振り回されたものが、残酷なものに変わり果てるとも知らずに――。