あらすじ
時は江戸後期 江戸文化と発達した技術(昭和後期〜平成前期)が入り混じった国日本の江戸幕府暗躍組織である〈不知火〉で特別武装密偵という肩書きを持つ植田莉帆。 銀色の髪と藍瑠璃の瞳を持った異様に顔面偏差値の高い莉帆は不知火唯一の女性の侍で、組織の中でも一目置かれている彼女は見た目からは想像することのできない程の力を持った最強剣士。 体内に異物を入れること、眠ることのできない体質で、周りからは完璧と呼ばれる肉体を持つ莉帆は、幕府の駒として裏組織に潜入し、たくさんの返り血を流しながら捜査対象だった肉体を斬る。 いつものように上司である不知火服筆頭八尾春人に報告をし自宅の平屋で血が染みた服を洗っていると、何の前触れもなく吐血し、ゆっくりと意識を失ってしまう。 意識を失った莉帆は夢を見る。 しかし、意識を取り戻すとその夢の中の記憶の大半は消えてしまうのだ。 複数人の人物に会っていることが分かっていても人物の像が結ばれることがなく、不定期に同じようなことが起こってしまうことから悩む莉帆。 無くした記憶に悩まされながら進む1人の女性の生き様を描いたアクション物語。