あらすじ
【 】を失った。それが何かはわかっているが、口に出すことも考えることもできない。
私自身、突然の事で驚いている。
と、言っても脳の疲れか何かで、一時的なものなのだろう。
そう恐れず、様子を見ることにしよう。
私の数少ない友人なら親身になって聞いてくれるだろうし
相談したいところだが、最近、何かと忙しいらしい。
友人はすごいんだ。高名な博士の助手の中でも優秀で
信頼されているとこの前、話してくれた。
しかし、自分で言うのも何だが私だって優秀だ。
私も何か手伝えたらいいのだが、ま、それを考えるのは
この懸念材料が消えてからしよう。