あらすじ
天ノ川遊星(あまのがわゆうせい)は、生徒会長のことが好きだった。春休みの生徒会室で、遊星は十五回目の告白をしたが――またしても撃沈。 これまで何度もフラれてもあきらめなかった遊星だが、ついにその心が折れてしまう。傷心のまま迎えた始業式、そこで思わぬ再会を果たす。 新一年生の、村咲陽花(むらさきひな) 遊星は一年前、不良に絡まれていた彼女を助けたことがあった。 それを覚えていた彼女は遊星に一目惚れし、同じ高校に入学してきたとの事だった。だが陽花はそこで勢いあまって、遊星に告白をしてしまう。 (……断ろう) 一度はそう思った遊星だが「友達から始めよう」と答えていた。 それから始まった気恥ずかしくも楽しい、後輩ちゃんとのふれあいの日々。二人がそうやって仲を育んでいく一方……生徒会長は頭を抱えていた。 「天ノ川くんが、私をあきらめるハズない!」 実は生徒会長とは両想いだった。だが素直になれないがために、ずっと告白を断り続けていたのだった。 遊星は生徒会も辞めて、失恋を受け入れた。だが生徒会長は遊星が戻ってくるものだと信じ、また自分の元へと帰ってくると信じている。だが遊星を失った生徒会は、絶え間ないトラブル続きで…… このお話は大正義ヒロイン後輩ちゃんの片思いに寄り添う、楽しい日常をメインとした物語です。