あらすじ

王太子リーヴェンスの婚約者の侯爵令嬢は、人形令嬢と周囲からの呼ばれている。

ニコリとも笑わず、怒らず、一言も言葉を発しない。

リーヴェンスは、婚約者として引き合わされた日から、一度も彼女の声を聞いたことがない。

見目が良くても、一切口の聞かぬ彼女を不気味に思っていた。

だから、父である国王陛下に何度も婚約解消を申し出た。

どうせなら、まだ人形令嬢の義妹の方が良い。

多少頭は緩くとも、品格が欠如していても、義姉より見劣りしようとも、会話が成り立つ相手が良い。

侯爵家の娘を妃にしろというのならば、せめてその程度の希望を求めても良いはずだろうと思っての事だった。

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アルファポリス
アルファポリス2023/06/22
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