あらすじ
遠藤さくら 『彼が就活し直しました。わたし嬉しくて。』
2022年2月26日記載分バックアップから。
彼が就活し直しました。リクルート社が発売している求人雑誌からのお仕事でした。
職場は、富士通ライオンのホール幹部候補でした。
しかし、彼にはコンビニと宅配業者、そして、Webデザイナーの経験があるくらい。
仕事とは、スキルと優秀な人材選びで行われている。
彼は、ワーカーホリック(仕事中毒)なほど、働き続けてしまう癖があるが、
生真面目なのが手伝って何もしない。これが彼の悪い癖である。
極めつけは、喧嘩が大好きな人である。いい人ではあるのに、悪ぶる所があります。
わたしの前では強がっているのか、よく口喧嘩になりますが、本当は優しい人なんです。
さっきから聞いていると、さくらちゃんは、彼を庇っていませんか?
悪い所をすべて美化している気がします。それだけ、愛しているんですね。
それと、ご主人じゃなかったか…。
彼氏さんにはご病気のことは、きちんとお伝えした方がいいと思いますよ。
万が一、死んでから、恨まれるのはイヤなんでね。わたし、そんなに悪いんですか?
癌は取り除きましたが、再発防止も兼ねて、彼氏さんには、お話を。
分かりました。有難うございました。先生。家に帰宅すると、彼が嬉しそうに話す。
月給50万円 幹部候補生に受かったと。契約社員らしく、一年間終了と同時に、60万円貰えるらしい。
しかし、彼は勘違いしており、ボーナスとして60万円貰えると思い込んでいる。
本当は、派遣であり、辞めていただく時に、悪く言えば、口止め料として60万払うから、
あなたには辞めてもらいます。そう会社はいいたいのである。
でも、それが分かったところで、あの人は決まった仕事を、諦めないであろう。
何より気になるのは、1年後である。1年後契約終了です。
いやいやいや、1年間も働けるかどうかは分からない。
お寿司屋さんに原付の免許を取らせてもらえるからという名目で働き始めて
免許を取らせて下さったオーナーさんには、誠に申し訳ないのですが
彼は1ヶ月後には、そのお仕事を辞めてしまいました。
何一つ続かない男性であった。
それでも、そんな男が、カッコよく思えてしまうのは、
わたしの見る目が無いのか、取り巻きの女どもから、
彼を奪いたいだけなのかはわからない。
わたしは、彼をモノにしたい。
彼は、わたしを何時までもお人形扱いだが、そんな彼がいつかは変わるのではないか…。
そんな美しく果敢ない想いが、…。
彼は不器用だけど、いい人に変わりはない。