あらすじ
「実は私、前世で聖女をしていたみたい」 とある王国に住むアメリアは、平民家庭で父母と3人で貧しいながらも、何とか生活をしていた。お年頃になった彼女は家庭に負担をかけないように、難しい試験に合格して資格を獲得し、奨学金をもらいながら貴族や金持ちが通う王立学園に通っていた。アメリアの性格は優しく、受けた恩は絶対に忘れない性格であったが、少々周りに流されやすい体質でもあった。だが、彼女の顔には左目付近に大きな痣があり、それが原因で周りから怖がられていたため、誰も彼女に近寄ろうとしなかった。 1人で過ごす学園生活が続いたある日、同じ学年の侯爵令嬢ビクトリアに声をかけられ、取り巻きの1人として一緒に行動をするようになった。それから月日が流れ、2年生になったとき、同じクラスのライアンが、不注意でビクトリアにぶつかってしまった。そのことに激怒したビクトリアは、以降ライアンに対して執拗ないじめをするようになった。当然のことながら取り巻きをしているアメリアもその虐めに加担することになるが、ビクトリアのやり方に疑問を感じていた。 そのような日常が続いたある日、とあることを切っ掛けに、アメリアはライアンのことを意識し始める。それに合わせるようにライアンもアメリアの気遣いに気が付いき、互いに意識し合うようになっていた。そして2人は結ばれたが、幸せな日は長く続かなかった。他の取り巻きたちが、ライアンに対し行き過ぎた暴力を振るおうとしたため、アメリアはとっさにライアンをかばって頭に負傷をしてしまった。そのことが切っ掛けでアメリアは、異世界で聖女をしていた前世の記憶を思い出した。 記憶とともに聖女の力を取り戻したことで、強大な魔法力と、もともと備わっていた腕っ節の強さから、次第にいろいろなことに巻き込まれるようになっていくアメリア。この世界には魔法が存在し、魔物なども出現する中世ヨーロッパに似た世界。トラブルに巻き込まれながらも健気に生きていく彼女は、どのような運命が待ち受けるのであろうか。アメリアの自重しない無双ライフがここに始まる。 (当作品はムーンライトノベルズで掲載しているものを、一部内容変更して掲載しています) 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』