あらすじ
王立騎士団に所属する三十代の彼は、この十二年間ずっと妻の実家で暮らしてきた。妻は侯爵家の一人娘、本来ならば婿である彼が家を継ぐはずが、義父は彼の長女に次期領主の座を渡すと宣った。 「あんなに妻の実家に尽くしてきたのに……」と彼は落ち込むが、追い討ちを掛けるように更なる不幸が彼を襲う。 彼のことを何かと気にかけてくれていた王が崩御したのだ。彼は主君の死に落ち込むが、王の死をきっかけに騎士団の再編成が行われ、彼はなんと新たな王の護衛官、それも近衛部隊の副団長に任命されたのだ。 彼は十二年間過ごした妻の実家を出、王城での生活を始める。 王城敷地内には全寮制の兵学校が併設されていて、彼の娘達は三人ともそこで暮らしていた。彼を慕う娘達は、父親の王城勤務に大喜びする。 かくして彼の王城ライフが始まった。 実は国一番の殺し屋である最強主人公と、その家族がおりなすダーク・ホームコメディです。