あらすじ

狐上神社、○○県祭地町の町を見下ろせる丘にある小さな神社。そこは絵馬に願いを書けば必ず叶うとまで言われ、一部では有名な場所だった。 1か月前、姉を交通事故で失った狗上零羽《いぬかみれいわ》は、なんとなくこの場所に訪れ、絵馬にこう書いた。 『家族全員が生きてる世界に行きたい』 その夜、零羽は狐面を被った少女の夢を見る。夢の中の少女は「これからお前が死ぬまで毎日、いなり寿司を持ってこい。そうすれば願いを叶えてやる」と言う。その提案に頷くと零羽は目を覚ました。 それと同時に違和感を覚える。下の階から包丁がまな板に当たる音が聞こえ、女性の話し声が聞こえるのだ。そして部屋の扉が開かれ… 「零羽?もう起きないと遅刻しちゃうよ!」 「ねぇ、さん?」 そこにいたのは、一か月前に死んだはずの姉・狗上一夏《いぬかみいちか》だった。

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カクヨム
カクヨム2023/08/29
  • 現在の作品狐神の願いごと