あらすじ
孤高で最強の死神と優しいギャルと、武装した少年少女と異形化した死者の霊魂が織り成す本格アクションバトル。 武器と技術と知略と人数をフルに駆使して、来たる脅威に立ち向かえ! ●あらすじ(ネタバレ注意) 距離感を掴むのが上手な霊感少女の神城鏡花は、生前の念が物質化した『骸殻』に囚われた『死霊』が日本で唯一現れないと噂の夕夜市を訪れて、気付くと魂が肉体から抜けて霊界にあるもう一つの夕夜市に迷い込んでいた。危険な死霊が跋扈する霊界で鏡花は、本来なら戦闘に不向きな大鎌で戦う死霊・トートに助けられる。生者はすべて問答無用で現世に送還するトートだが、なぜか鏡花は現世の肉体に戻れず、さらにはトートに命令する能力を有していることが判明したため同行することになる。 霊界に迷い込みやすい体質の少年少女が集まり骸殻兵器で武装した自衛組織『SEA』に、トートと鏡花は事態を調べてもらうため逗留する。この隙に、トートの妨害で霊界を探険できないのが不満だった幹部の指揮で隊員が出動すると、共喰いによって強化した大型死霊に襲われる。その上、察知したトートが駆けつけて強化死霊に加勢したため敗走する。この際、『魂を霊界に誘引する術式』が発見され、本来は現世から死霊だけ引き込むはずのものが、20年前の震災で故障し睡難者が生まれるようになったのだと判明する。 SEAが情報分析を進める中、鏡花から肉体を奪った死霊でトートの本来の主である黒幕が「SEAメンバーを生け贄として誘引術式を修復する」として現世に強化死霊を召喚。合わせてトートにも霊界から協調行動を取るように命令する。 SEAの霊界拠点を襲撃したトートを、鏡花は命懸けで説得しようとして、生前の絶望によって主体性を失い使役者に逆らうことができないのだと知り、トートに自己肯定感を与えることで生者の守護神へと変貌させる。現世のSEAも組織力と技術を駆使して強化死霊を撃退。全員が武器や降霊術の限りを尽くし鏡花の肉体を奪還、トートを超える戦士だった黒幕を撃破した。 事件後、鏡花はトートの巫女となり、SEAは生者の保護と誘引装置の保全を両立させるため尽力する。 (799文字/空白・改行含む)