あらすじ

三月の末、満開の桜が咲き誇る夜。 大学生の俺は幼馴染である夢木葉桜(ゆめきはざくら)に指定された場所に向かっていた。 【いつもの場所で今夜待ってるから】 俺が昔開発したメッセージアプリ「Connecting」経由で送られたメッセージはこれだけ。 これでわかると思ってるんだから本当に信頼されたもんだ。 毎年の恒例行事、夜のお花見のことだろうけどな。省略し過ぎだ。 幼馴染の葉桜は才色兼備な和風美人だけど、小中高を通してとびっきりの変人でもあった。 時代がかった口調。ことわざが大好き。「君」なんていう二人称まで使う。 修学旅行で抜け出して二人だけで遊びに行こうなんて言い出す型破りな面もある。 妙な思いつきも多かった。 でも、褒めるとすぐ照れるし赤くなるし、可愛らしい部分だっていっぱい知っている。 だから、唯一無二の親友で、女の子としても大切に思っている。 というわけで、お花見の最中に、気持ちを伝えてみたんだけど、葉桜はといえば。 「すっごい恥ずかしい話だけどな。あれ、実はお前の気を惹くためだったんだ」 「わ、私!?」 好きになったきっかけを伝えた途端にあたふたする始末。 やっぱり葉桜は純情だ。ま、そんな彼女だから俺は好きになったんだけど。

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カクヨム
カクヨム2022/10/10
  • 現在の作品両片想いのクーデレ幼馴染に夜の公園まで呼び出されたんだけど、告白してみたらあたふたして可愛い件