あらすじ

「血を分けた実の妹に陰でこのような仕打ちをするような者など、私の皇妃として、将来の皇后として相応しいとは言えぬ!よって、今この場においてそなたとの婚約を破棄する!」 先ほどまで楽しげに談笑していたはずの婚約者は、わたくしを睨みつけてそう宣言なさいました。 わたくしは妹を虐めてなどいません。けれど彼女の腕には確かに鞭の跡が。 わたくしではないとするならば、信じたくはありませんがお兄様しかおりません。 であれば、わたくしが罪を被らねば。将来公爵家を継ぐお兄様に瑕疵をつけるわけには参りませんもの。 ええ、そう。わたくしが耐えれば済む話なのです。 ですが悔しさのあまり、涙がこぼれます。 なぜわたくしが、このような目に遭わなければならないのか。 婚約者であるルートヴィヒ皇子はわたくしとの婚約を破棄し、代わって妹と婚約すると宣言なさいました。それを陛下もお認めになって。 ああ、わたくしの人生もここまでですわね。 ですがわたくしへの罰として殿下が宣言なさったのは、辺境伯領へ流罪とし、国の守りたる辺境伯アードルフ様に嫁ぐこと。 えっ、待って? 本当によろしいのですか? それってわたくし的には、むしろご褒美なんですが!? この時、冤罪により断罪されたシャルロッテは知らなかった。 この婚約破棄の裏側で多くの“陰謀”が蠢いていたことを。 それは彼女には予想もつかない、壮大なまでのスケールに発展していて⸺!? ◆拙作『わたくしの望みはただひとつ!』に登場した皇弟マインラートの兄のルートヴィヒ皇子とその婚約者の物語。『わたくしの〜』の約7年前の話になります。 ◆テンプレに則った「妹に冤罪をかけられて婚約破棄される物語」ですが、ざまあなしのみんなが幸せになるハッピーエンドの物語です。 ただし若干の暴力描写があります。 ◆作者の投稿作は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。故に他作品に本作の登場人物が再登場することがあります。 どの作品も独立しているのでそれぞれ単品でもお楽しみ頂けますが、合わせて読めば二倍楽しいです。多分。 ◆この物語はフィクションであり、実在の人物、団体、企業、国家などとは無関係です。また法令違反や暴力行為を推奨するものではありません。 ◆この物語は小説家になろう及びアルファポリスでも公開しています。若干の改稿のほか、2話と3話を入れ替えています。

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カクヨム
カクヨム2023/02/20
  • 現在の作品【完結】妹にハメられて、わたくしは幸せになりました〜婚約破棄断罪劇の裏の裏〜