あらすじ

はやく帰って休みたい。 しかし、同時に帰りたくないとも思う。 帰ればまた、あっという間に時間が過ぎ、明日がくる。 はやく帰りたいけれど、もう帰りたくない。 いっそ、この帰り道が終わらなければいいのに。 駄々っ子のような思考に気を取られていると、ふいにどこからか惹きつけられる音がした。 笛、だろうか。小太鼓の軽いリズム感のある音もしてくる。 よくよく耳をすませば、人々のざわめきも聞こえてきて、私は音の出所を探し視線をさ迷わせた。 寂れた小さな神社が目につく。

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小説を読もう2023/08/24
  • 現在の作品黒猫の首輪の鈴の音が